HOME > プレキャストRC版舗装工法の特徴
プレキャストRC版舗装工法の特長
近年、自動車交通量の増大と大型化による補修サイクルの短期化が著しくなっています。特に積雪寒冷地のトンネルやスノーシェッド内では、降雪期でも舗装路面が露出、激しい摩耗作用による破損が顕著です。
コンクリート舗装はアスファルト舗装に比べ耐久性に優れ、近年需要が増大している半面、その補修は困難を極めています。
維持修繕工法としての要求項目は下記のようになっています。
- 耐久性が優れている。
- 施工が容易で通行に大きな支障が生じない。
- 照明効果が良好である。(トンネル内等)
- 経済的である。
リバーシブル型プレキャストRC版舗装工法は、これらのニーズを解決するためにコンクリート舗装版をプレキャスト化したコンクリート製品です。さらに、将来の機能の低下が生じた場合、反転することにより機能回復できるというユニークな発想により開発されました。
プレキャストRC版舗装工法の特長
- 工場製品のため現地での養生が不要であり、即日開放、工期短縮を図ることができる。
- 反転使用による長期間の使用によりトータルコストの低減を図ることができる。
- 工場製品であるため、品質が安定している。
- 高強度コンクリートを使用しているため、耐摩耗に優れている。
- 道路線形に応じ、曲線部でも対応できる。
- カラー化や意匠性の付加も可能である。
- 降雪・積雪や路面の凍結への対応が可能。(→融雪配管埋設型プレキャストRC版舗装工法)
用途
道路舗装
- トンネル、洞門(スノーシェッド)、シェルター内の舗装
- 消融雪箇所、駐車場、チェーン脱着場の舗装
- 都市交差点部やICランプ等の早期供用を要求される箇所の舗装
- バス停等の舗装